2017年4月16日に永眠された、ルネサンスダンスの研究家であり舞踏家だった小澤高志先生を偲んで、ルネサンスダンスの追悼公演と大舞踏会が日暮里サニーホールで開催されました。
私もダンスのご指導を賜ったこともあり、公演中は、何度も涙腺が辛かったのですが、大舞踏会ではご参加の方々と演奏陣が素晴らしく、大盛況で幕を閉じました。
演奏は、
オルフェオ・ムジカムス(15世紀)
イル・マニーフィコ(16世紀)
古楽金管アンサンブルアンジェリコ
リコーダー:濱田 芳通
歌:花井 尚美
という豪華演奏陣で、日本でこれほどの規模でのルネサンス・バンドは初めてかと思われます。
パヴァーヌ、アルマンド、ガイヤルド、ブランル(サンプル、ドゥーブル、ゲ、ブルゴーニュ)、豆のブランル、馬のブランル、ブランル・オフィシャル(役人のブランル)、そして最後はファランドール(列になって練り歩く)で、楽隊も混じって盛り上がりました。
ここまでの大掛かりな企画、スタッフの方々は、大変なご苦労をされたかとお察しします。打ち上げでも話していましたが、毎年…とまではいかなくても、また機会が持てたら…と思います。
※椅子に掛かっているのは、小澤先生ご愛用のお衣装。
心より感謝と哀悼の意を表します。